お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book) 佐藤 航陽 65点

2日前に読み終わったばかりですが正直内容があまり思い出せませんw

箕輪編集長の今までの本のような思いっきり感は正直ないかと思います。

他の出版社からも複数オファーがあったとのことで少し違うジャンルの方なのかもしれません。面白かったですが、どうしても爽快感に欠けます。今のお金の価値は国が価値を保証している。実際に使用されているお金よりも、投資として使われている投資マネーが9割を占めている。これからの価値はお金だけでは無く時間や経験などへの対価として払われれ多義多様になる。時間という価値の面では若い人の方が見込み時間的価値は高齢者より高い。資本主義としては上位数%の富裕層が8割以上の財産を持つと言うことは自然現象であり、自然の秩序として普通である。インフルエンサーなどはお金をなくすことは怖くないがフォロワーをなくすことの方が怖い。まさにこれはお金よりも影響力という力の方が価値があるという現代の典型例である。私が書くと価値のなさそうな説明になってしまい申し訳ないのですがこの点を筆者のわかりやすい言葉で説明してあります。新しい視点を増やすということで面白いには間違いないが、やはりこの本は私にはレビューを書くのがとても難しい。要は今後価値という物がお金だけではなく大きく変化を遂げていく為、個人の能力が本当に問われる時代になり、それが価値となるといった内容かと思います。

「ハードウェアのシリコンバレー深セン」に学ぶ−これからの製造のトレンドとエコシステム 藤岡 淳一 80点

深圳の今が如実にわかる本でテクノロジー好きにとってはたまらないです。

深圳で起業した日本人が会社を一から始める体験記で、著者は台湾、香港でも働いていた経験もある為、中国語圏についてはとても詳しい方です。私もバンコク生活が長かったので勝手にいろいろ想像して、外国での苦労話共感できました。大変だけど日本では起きないハプニングが連発するので面白いです。

でも、深圳はやはり中国ですので人々の頭の中が全然違うということを再認識でき、私はバンコク止まりで中国での仕事は出来ないということがわかりました。

なかなか深圳の内情がわかる本は少ないので是非お勧めです。

ピーター・ティール 世界を手にした「反逆の起業家」の野望 トーマス・ラッポルト 、 赤坂 桃子訳 30点

全く面白くない。この手の本はよく読むジャンルであり大好きなのだが、全く面白くない。読むのが苦痛であり面白さが全然伝わってこない。ピーターディールの研究でもしていない限り労力の無駄ですので違う本を読みましょう。

紀州のドン・ファン 野望篇 私が「生涯現役」でいられる理由 (講談社+α文庫) 野崎幸助 50点

前作”紀州ドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男”がとても面白かったので、第2弾読んでみました。しかし、今回はいまいちですね。前作は文章も綺麗で内容も好感の持て読んでいて面白かったです。しかし、こちらは、間延びしていて内容もさほど面白くありません。ただの女好き男の話になってしまいがっかりです。3作目もありますが、もう読まなくても良いかなと思っています。野崎氏は前作であれほど素晴らしい文章表現できていただけに残念です。

認知症は歩くだけで良くなる 長尾 和宏 健康69点

まだ認知症の年齢ではないので自分にはどうかな?と思いましたが、読んだ結果面白かったです。長尾先生の本は3冊目で歩くシリーズ毎回楽しく読ませて頂いています。毎朝15分歩きながら聞いています。いろいろと歩くモチベーションが高まる内容で気軽に読め重宝しています。認知症の種類のことなども少しわかり良い勉強にも鳴りました。4冊目読み始めると思います。

オープン・ハート あなたの地獄を天国に変えるために 代々木忠 エロ系60点

さすがに修羅場をくぐり抜けて様々な特殊な経験をしてきただけ合ってなかなか惜しいところまでたどり着いた方だと思います。人生に正面から立ち向かう姿勢はやはりすがすがしいです。しかし、やはり迷子だと言わざるおえないのは、考えすぎだし、ジャッジメントしすぎであるがままの境地にはまだまだたどり着いていないですね。自分でも書いていたが’’どんなに優れた人でも人間悩みはあると思っている’’時点でまだまだそこを抜け出られる人の境地が想像すら出来ないのであろう。惜しいけれども、、、とにかく代々木は考えすぎでジャッジしすぎである。反省などは一度そのときしっかり反省してもう終わりで、その反省を後々まで分析したりすることは思考への害である。瞑想のやり方も考え分析しすぎであり、あるがままの状態からはほど遠い。瞑想とはやはり呼吸に集中して、分析などはせず、傍観者になり、ただ眺めている、例え問題があったとしてもそれは分析によって解決されるのではなく、自然に受動的に解決されるのであてもっと身を任せるおおらかさが必要に感じた。とはいいつつも、代々木はなかなか真面目な男で人生について真剣に生きていこうとする姿勢は素晴らしいと思う。ただ、繰り返しになるが、分析しすぎ、ジャッジしす、考えすぎな性格により自分が辛いであろうと思う。もっと気楽に楽になって救われて欲しいと感じる内容でした。

わいたこら。 ――人生を超ポジティブに生きる僕の方法 新庄 剛志 65点

新庄の人生は面白い、だからこそもっと上手に良い内容が書けるのでは無いだろうか?

幼少期からの天才的な運動神経や、文章が上手く読めないことなどもっと自伝的に細部まで詳しく記述があればもっと良い内容になると思う。人とは違う才能の持ち主なので、新庄から学べるところは大きいはずです。学生時代の話や、メジャーで活躍していたときの話などもう少し具体的に書いてあればもっと面白い本になったと思います。また、新庄以上に天才であったという姉のことももっと知りたかったです。本自体はとても読みやすいです。