新橋アンダーグラウンド 本橋 信宏  90点

90点をつけていますが、あまり期待しすぎて読んでしまうとがっかりしてしまうかもしれません。The 週刊誌記者という感じで、小説やノンフィクションのようにストーリーにのめり込んだり、何かを学ぶという本ではありません。新橋の歴史や雰囲気を週刊誌のように情緒的に味わうことが出来るという素晴らしい本です。週刊誌という肩肘張らずに気軽に読み進めることが出来る心地よさがあり、聞いていて疲れることもなく楽しい時間を送れました。私はオーディオブックで聞いたので、散歩にとても向いている内容で充実した時間を過ごせました。

病気の9割は歩くだけで治るPART2 体と心の病に効く最強の治療法 長尾 和宏  健康本75点

長尾 和宏の歩くシリーズ2冊目です。やはり医者が書いているだけあってなかなかの内容です。一日15分ずつ歩きながらオーディオブックで聞いていますがやる気が出てきて良いです。15分以上続けて読むような本ではないかと思います。一度に沢山読むより、歩くことの利点を毎日少しずつ吸収していく方が理解度も増し歩くモチベーションが上がると思います。生活習慣病にならないためにも、少しずつ楽しく歩くように心がけましょう。

ブランド人になれ! 会社の奴隷解放宣言 (NewsPicks Book) 田端 信太郎 60点

読みやすい本ですが、箕輪編集者の本の中では今ひとつ深さがあまりないです。やる気があり、熱血ぶりは伝わってきますが、それだけといった感じでしょうか。箕輪編集者の他の本を先に読むことをお勧めします。特に、批判するような内容は全くないのですが、やる気一辺倒な話の内容で、他の本に比べると見劣りしました。

人生エロエロ (文春文庫) みうら じゅん 15点

 

最後まで読むのが苦痛でした。特に何も楽しいところはなかったです。う~ん暇つぶしによいかと問われれば、週刊誌や週刊誌ライターの書いた本の方が気楽で役に立ったりするかもしれない。本当にこれといって何も収穫のないエッセイです。そのエロに関して何の知識も経験もなくあるのは恥じらいのみ、恥ずかしがり屋でエロいこと書けないのであれば書かなければよいと思うが、、、面白くないです。

’’ソープランドでボーイしてました’’や “神待ち少女” 等は読んでいて面白く同時に社会勉強になりました。暇つぶしには、’’新橋アンダーグラウンド’’も面白いです。

 

ボクには足はないけど夢がある! どん底でつかんだ生き方の極意 (角川フォレスタ) 池田 徳孝 50点

個人的にこの著者があまり好きではありません。世の中には苦労されている方は山ほどいます。あまりにも生活が辛すぎて外に全く出られない方も山ほどいます。が、この著者は自分がさぞ世の中で一番辛いということを繰り返し主張しましたが、本当に辛いのであれば、お金儲けにそこまで強欲には慣れません笑 株式上場目標一向に構いませんが、そんなことは、一瞬たりとも頭によぎらないほど苦しい人は沢山いるのです。できれば、チェーン展開して大きなネットワークを作ろうと思っていらっしゃるのでしょうが、そこらへんはどうぞ頑張ってくださいという感じです。金儲けが悪いのではなく、もっと苦しい方は山ほどいて、その方々は家の中から外に出られません。そのぐらいの想像力をつけてから自分が世の中で一番の不幸ものだと思って欲しいです。

夢がある事はいいことです。応援しています。

ブチ抜く力 (扶桑社BOOKS) 与沢 翼 75点

以前Free agent Style を読みましたが、月日が経ち、様々な経験をしてきたのでしょう。当時に比べたらだいぶ大人になった印象です。出だしは文章にも勢いがあり楽しかったですが、中盤から中だるみがありますが、全体としては読みやすく平易な文で書かれています。

様々な人がいて、様々なことをやる。与沢翼は人の行く道を進まない点で大きな存在だと思います。仕事内容も、固定資産や人件費を使わない働き方に変わったところは非常に頭の良い方だと思います。海外に出ることもまた、一つの国にとらわれないで生きていく姿などは、今本当に求められる人間力だと思います。昔はどこかチープ感が否めなかった部分がありましたが、やはり、ただ者ではなく、賢い生き方をすると言うことがわかりました。投資の失敗や、減量のリバウンドなどには是非是非気をつけてこのまま元気にぶっちぎってもらいたいです。あとは、本当の幸せをつかんでもらいたいですね。

自分の中に孤独を抱け 岡本 太郎  49点

岡本太郎はFighterです。闘志を燃や現代日本社会にもう突進する戦士です。

’’自分の中に毒を持て’’を先に読むことを強くお勧めします。

岡本太郎の言おうとすることは(特に日本というpaticularな思想)よくわかります。

共感も持てるし、基本価値観を共有しておりますが、私は闘うことは疲れることだと思うので静観または、傍観または達観、簡単に言えば無視する方向に行きつつあります。自分をしっかり持って自分が幸せであるのが一番大切であるので、岡本太郎みたいに闘えません。岡本太郎は非常に印象が強く正しい意見を大きな声で主張しております。とても意義があり時代に残る人物です。

ひとつ残念なことは岡本太郎まだまだ頭にコリがあります。苦労されたのか非常に凝っています。読んでるこちらにもそのコリが乗り移ってくるのでもう少し楽に癒やされて欲しいです。繰り返しますが’’自分の中に毒を持て’’だけ読めば良いとか思います。