マリリン・モンローという生き方 山口 路子 75点

山口路子の本は、ココ シャネルという生き方に続き私にとって2冊目の本です。

恥ずかしながらマリリン・モンローは名前しか知らず顔も思い浮かべることが出来ませんでした。この本が面白くて途中で慌ててYouTubeで確認したくらいですw

山口の文章はとても容易に読めるのでぐっとストーリーの中に引きずり込まれてしまいます。マリリン・モンローはとてもまっすぐな女性であり、とてもさみしがり屋です。また心が純粋すぎて男に溺れ、最後は薬づけになってしまい、徐々に精神崩壊していってしまいます。とても女性らしい女性だと言うことがわかりました。私はタイに長く住んでいたのでなぜか、タイ人の女性と重なるところがありました。非常に人間らしい人間だと思います。天才と何々は紙一重といいますが改めてそのことが理解でき、とても勉強になる本でした。人間の心のもろさと純粋さ、プロフェッショナリズムという言葉で言い表されるのではないでしょうか。