スティーブ ジョブス Ⅰ Ⅱ ウォルター・アイザックソン (著), 井口 耕二  (翻訳) 80点

私はテクノロジー大好きですがずっとアップルが嫌いです。そんな私でもこの本は面白かったです。自分は芸術やブランドに興味が無くハッカーなのでジョブスとは相容れないのですが、彼のすごさは伝わってきました。彼の苦しみも如実に表現されており、自分とはまるで違う人の人生をかなりリアリティのある状態で仮想体験できたようで勉強になりました。彼は明らかに天才です。が、同時に欠陥とも言える人間性も内在しており、そのことが上手く表現されている本です。天才的な方はたくさんいますが、この本もまた、天才を垣間見ることが出来る一冊になります。WindowsAndroid 好きな私でも楽しめたので優秀な本だと思います。