快楽の奥義 アルティメット・エクスタシー (角川書店単行本) 代々木 忠  エロ系70点

私は最近こういった類いの本を読み始めた。読み始めると意外と面白い。勉強になる物もある。まだまだ数冊読んだくらいだが、嵌まりつつある。頭が疲れたり、集中力に欠けるとき限定で読んでいる。そういうとき普通の本は読んでも頭に入らないのだが、こういった類いの本は、気楽に読める。普通の本は一字一句読み込み全ての内容を系列的にしっかりと把握する。少しでもわからなかったら戻って読み直す。しかし、こういうエロ系のエッセイ本は適当で良いのだ、少しくらいぼ~として、抜けているところがあってもわざわざ戻って読むほどのたいそうな物では無い。そこが面白い。適当に読めば良いのだ。どうせ、真剣に読む本ではないのだから、でも、読み続けていく内に実は内容が深かったりして面白くなってくる。代々木忠は女性と優しく正面から向き合う紳士的な方だと言うことが伝わってきた。また、読者への心からのメッセージがある事が伝わってくる。つまらないところもあるかもしれないが、誠実なメッセージがこの本には込められている。安心して読める本だ。お勧めとまではいかないかもしれないが、頭の休息くらいにはなる本である。もしこのようなジャンルの本を読んでみたい方には、

’’ソープランドでボーイをしていました” や “神待ち少女”を先に読むことをお勧めします。